日本政策金融公庫はなぜ家族(配偶者)の通帳やローン明細まで見せろと言ってくるのか?

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日本政策金融公庫(旧・国民生活金融公庫)コラム

目次

残業代を確保・回収して日本政策金融公庫融資の自己資金を増やす

サラリーマンからの独立開業を考える方からの相談を多く頂きます。

素晴らしい事業計画と業界内で培った人脈や経験は融資申請の際にも大きな利点となります。

しかしながら、それらの経験・計画があっても融資が下りるケースはわずかです。

なぜでしょうか?

理由は一つで、「自己資金を貯められていない」からです。

サラリーマンなんだから毎月の給料からコツコツ2,3年貯金をしてさえいれば、一気に、かなり高い確率で融資を受けやすくなります。

とはいえ、話はそんなに簡単なことではないですよね。

「給料が上がらない」
「賞与が出ない」
「残業代が出ない」

独立開業の為に日々しっかりと働いているけども、会社側の都合や景気の影響でなかなか思うように自身の手取りが増えない事情もあるでしょう。

しかし日本政策金融公庫で融資を受ける上でそのような言い訳は一切通用しません。

兎にも角にも、自己資金がない人間は融資の現場では、日本政策金融公庫では、信用してもらえないのです。

サラ金から一時的にお金を引っ張っても、そうしたお金が自己資金として正当に評価されることはもちろんありません。

私がお勧めするのは、「残業代を確保・回収すること」です。

給料が上がらない、賞与が出ないことはこんなご時世ですからある意味仕方ない面もあるでしょう。

しかし、残業代を支払わないことは明らかな違法行為となります。

「1日8時間以上」「週40時間以上」働いている方は残業代が発生します。

仮に現在貯金(自己資金)がゼロだとしても、毎月5万円分の残業代を2年分回収できれば、120万円の自己資金が作れることになります。

そうすれば、自己資金の倍額である240万円くらいであれば、ぐっと融資を受けやすくなり、事業資金として360万円のスタートを切ることができるようになります。

確かに突然入ってきた多額のお金は公庫の担当者にも怪しがられることでしょう。それは過払い金の返還によるお金の場合も同様です(「第19回:借金まみれから資金調達300万円に成功したAさんの話」参照)。

しかし、過払い金の返還同様、残業代だって本来あなたが受け取っておいて然るべきお金です。

サービス残業のせいで自己資金がゼロなのかもしれませんが、もしきちんと残業代が払われていれば、120万円の貯金ができていたわけじゃないですか?

それを単に一度に回収しただけの話で、実質的には2年間コツコツと貯金してきたことと変わらないですし、その回収した残業代は間違いなくあなたのお金であり、自己資金としての正当な評価を受けて然るべきものなのです。

ですので、丁寧かつ堂々とその旨を面談の席では説明しなければなりません。

まずは残業代の回収です。

創業融資を検討する前に、今働いている会社からの残業代をしっかりと回収してください。

お世話になった会社に残業代請求なんてしたくない!というのであればそれも結構。今から2,3年かけてコツコツ自己資金の貯金に努めましょう。

残業代回収を考えている方はすぐに専門家に相談しましょう。残業代請求にも時効があります。

どの専門家に相談すれば良いかわからない方は、弁護士法人アズバーズに相談してみてください。

最大1回650万円、その他豊富な残業代回収実績があります。

「1日8時間以上」

「週40時間以上」

働いている方は残業代が発生します。相談無料なのでまずは電話・メールしてみましょう。

弁護士法人アズバーズ

対応エリア(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、山梨県、群馬県、栃木県、茨城県)

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