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最近では聞きなれてきたかもしれませんが、NPO法人とは、Non-Profit Organizationの略で『非営利組織』と訳されます。
「非営利」という記述のためか、誤解しやすいのですが、これは会社のように利益を役員や社員に分配する事ができないだけで、収益を上げる事自体には問題ありません。
NPO法人とはいえ、活動内容によっては多くの資金が必要になったり、従業員を雇う必要だってありますからこれは当然です。
パソコンを売ろうが、何らかのサービスを売ろうが自由です。
給料を従業員や役員に支払うことももちろん可能です。
ただし、収益事業のために使えるお金は「総支出の半分以内」となります。
(残りの半分はNPO法人の活動資金に充てなければなりません。)
つまり、総支出の割合は最低でも、NPO法人運営のための経費が半分、収益事業を行うために使う費用(仕入れなど)が半分以下でなくてはならないのです。
全てのお金を収益事業のために使うことはできません。その場合は会社組織の設立を考えるべきでしょう。
しかも資本金だけでなく、申請手数料も登記手数料もかかりません!
※通常は、
会社組織であれば、例え専門家に頼まず自力でやったとしても、実費で上記金額が必要になるところ、このNPO法人に関しては実費も0円というわけです。
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