【電話受付時間】AM10:00~PM6:00(平日)
起業を考えている人の間で人気のフランチャイズとは、運営企業であるチェーン本部と契約を結んだ加盟店が、本部が開発した商号や商品、経営ノウハウなどを使って経営するビジネス手法です。
このため加盟店は、運営企業にロイヤルティーとして一定の金額を支払う必要があります。
フランチャイズが人気なのは、大きなメリットがあるからです。まず、通常の起業よりも簡単に経営者になれることです。一般の起業の場合、自分でビジネスアイデアを考え、それに合わせた設備を整え、綿密な経営計画書を作り、仕入先や顧客を開拓しなければいけません。
しかしフランチャイズ起業では、このような作業はすべて運営本部がアドバイスしてくれるので、指示通りに行うだけで、知名度の高い店舗経営が可能です。
フランチャイズといえばコンビニエンスストアや飲食店というイメージがすぐに思い浮かびます。ローソン、ファミリーマート、セブン-イレブンなど誰もが知っているお店を経営するのと、一から無名の店舗を立ち上げるのとを比べると、知名度の高いコンビニエンスストアで起業するほうが集客もしやすく、スムーズなビジネス展開が期待できます。
また運営本部の経営ノウハウをそのまま利用できるので、従業員の教育や在庫管理、経営上のアドバイスなど、さまざまな経営ノウハウが得られるのも大きなメリットです。
しかし、その一方でデメリットもあります。まず、自由にフランチャイズ契約をやめられないことです。思うように売上が伸びないのでフランチャイズ契約をやめようと思っても、一定の期間を過ぎなければ解約できなかったり、高額な違約金を取られたりする場合があります。
また、チェーン本部が提示した売上予想高や、経費予想高が実態とかけ離れていて、当初の予想通りの収益が上がらないこともめずらしくありません。
このほかロイヤルティが高くて、売上を上げても利益が出ない、自分の店のすぐ近所に同じチェーン店が開業して客を取られてしまうなど、さまざまなリスクが考えられます。フランチャイズ契約といっても、加盟店はあくまでも独立した事業経営者ですから、店舗経営にはリスクがあることを忘れないようにしましょう。
そして安易にフランチャイザーを決めずに、契約内容や運営方針などをよく理解した上で契約をしてください。そのためには複数のフランチャイザーの契約内容などを見比べて、比較検討することが大切です。
中小企業庁のホームページでは、フランチャイズ契約について注意するべき点を詳しく解説しています。フランチャイズ起業の参考にされてはいかがでしょうか。
将来起業したいと考えている人は、今から副業で起業をしてはいかがでしょうか。
平日は本業を頑張って、週末だけ企業家として働くのです。
副業といっても起業をすれば帳簿付けなどの経理、商品やサービスを売り込む営業、資金調達など、事業展開の一から十まで全てをこなさなければいけません。
副業を通じて、自分のビジネスアイデアをいかにお金に変えるかを実践し、実地での経験がビジネススキルを格段に上げてくれます。
副業でのビジネスは、限られた時間をいかに有効に活用するかが最大のカギとなります。
短時間で効率的に収益が上がるビジネスノウハウを考えださなければいけません。といっても大上段に構える必要はなく身近なモノを売る、自分の得意分野を生かすなど、ニッチな分野に目をつければ、週末起業でも十分な利益が上げられます。
起業をした翌月からすぐに利益が出るというわけにはいかないでしょうが、本業がありますから家計の心配はありません。借金さえしなければ、リスクはありませんから、のびのびと仕事がでます。自分のアイデアが社会でどれだけ通じるのかを試せしてみませんか。
とはいえ、副業には向かないビジネスもあります。利益率が低いものや、労働時間の長いものは不向きです。
利益率が低いと、数をたくさん売らなければ利益が上がりません。たとえば90円で仕入れたものを100円で売れば、10円の利益が出ます。しかし10万円の利益をあげるためには、1万個の商品を売らなければいけないのです。週末などの限られた時間で1万個の商品を仕入れて販売するのは、手間がかかりすぎて利益が期待できません。
また、居酒屋や食堂など労働時間が長い仕事も、本業で長時間拘束されるのですから、時間を確保するのが困難です。
短時間で利益を上げられる仕事を探しましょう。
副業といってもビジネスですから、すべての人が成功するとは限りません。副業で成功する人もいれば、失敗する人もいます。副業で成功できない人には、ある程度共通の特徴があります。
まず、副業だという意識が抜けない人は成功が難しいと考えてください。
本業で体が疲れているのですから、どうせ副業なんだから…と思っていれば、つい仕事の手を抜いたり、今日は体を休めようと仕事を休んだりしがちです。
副業であるという意識を捨てて、真剣に取り組まなければ収益は期待できません。
また、独自のアイデアがない人も成功は難しいと考えてください。
ありきたりのビジネスモデルでは誰もがチャレンジできますから、ライバルが多すぎて埋もれてしまいます。ライバルが少ない、ニッチな分野で勝負することをおすすめします。
Copyright (C) 2019 行政書士事務所WITHNESS All Rights Reserved.
掲載コンテンツ・イメージの転写・複製等はご遠慮下さい。