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実は、銀行などの融資審査はみなさんが思われるほど難しくありません。
ポイントさえきちんと押さえておけば、どなたでもスムーズに資金調達が行えます。みなさんも今すぐ必要な融資を受け、事業における「資金繰りの問題」を改善しましょう。
本記事では銀行融資のほか、ノンバンク融資、日本政策金融公庫の利用、ファクタリング等にスポットを当てて、誰でもカンタンに可決できる「融資審査・3つの重要ポイント」をご紹介します。
融資を受ける際「必要なこと」それが、融資審査です。まずは融資審査の仕組みについて説明しましょう。
融資では「確実に返済してもらえるかどうか」を基準に(審査の)可否を決定します。その際、私たちの返済能力を調べられ、融資を通過させるか(不通過にするか)判断されます。
融資は金融機関にて行われますが、融資審査が通過してはじめて事業資金が提供(貸し付け)されます。また金融機関など貸し出す側は「債権者」となり、融資される側は「債務者」となります。
【債務とは】
債務(さいむ、英: debt)とは、ある者が他の者に対して一定の行為をすること又はしないこと(不作為)を内容とする義務をいう。義務を負う者を債務者、権利を有するものを債権者と呼ぶ。 債権を債務者からみた場合の表現。 複数の人が、同じ債務を負担すると連帯債務となる。
金融機関の融資は、それぞれ審査基準が異なります。この記事のメインテーマである「銀行融資を成功される」ためには、審査が通しやすい融資を見つけるのが「融資を成功させる」上で重要な課題と言えます。
基本的に、どの金融機関や業者でも「返済能力」を見て、審査可決かの判断を行います。一般的な『審査の難しさ』で言えば、銀行、公的な金融機関、ノンバンク、の順となるので覚えておいてください。
また、融資審査が可決され、実際に資金が提供されるまでの時間(期間は)各金融機関、業者によって異なります。資金の受け取りまで、最短で手続きが行えるのは「ノンバンク融資」および「ファクタリング」です。
※ このほかにも、多彩な資金調達方法がありますので、後ほど詳しくお伝えします。
先に、資金調達が早いのは「ノンバンク」か「ファクタリング」とお伝えしましたが、どれぐらいの日数がかかるのかご存知でしょうか…?
実は、ノンバンク融資とファクタリングは(共に)申し込みから受け取りまで『最短即日』で資金調達が行えます。ただし、二つの審査方法は大きく異なりますので、次の項で詳しく説明したいと思います。
「ノンバンク」には、消費者金融やビジネスローン専門の業者、信販会社ローンなどが含まれます。
もちろん、ファクタリングも(厳密に言えば)ノンバンクに分類されるのですが、今回は、ビジネスローンのノンバンクの融資と、ファクタリングは分けて考えたいと思います。
ノンバンクで融資を受ける場合、借り手の経営状況を確認するほか、借り手の「返済能力の有無」により審査の決定がなされます。
ファクタリングサービスは全く違う方法や審査方法を採用し、希望者に対して資金提供を行います。ここでの審査基準ですが、審査の対象を取引先の経営状況とし(売掛金を買い取るかどうか)判断が下されます。
このため、申込者の会社の経営状態については審査対象とならず、資金繰りがうまく出来ていない会社でも、原則「売掛金の現金化」が行えます。
ここからは、本記事のメインテーマである『融資を確実な通すため、必ず押さえておくべき3つのポイント』を解説します。ここで紹介する「3つのポイント」押さえておけば、必ず希望する融資が受け取れます。
融資を確実に通すために必ず押さえる3つのポイント
1. それぞれの融資審査の特徴を知る |
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2. 審査の特徴を知った上で、対策を練る |
3. 審査がスムーズな融資制度を申し込む |
融資の申請を行う前に「自社の状況に合った融資」を探してみましょう。
どんなに良いサービスや融資制度があったとしても、ご自身で「審査を通すこと」が出来なければ意味がありません…。
また、審査が通らなかった場合のリスクも考え『審査が難しい』と感じられるサービスは、極力避けられることをおすすめします。
しかしながら「ご自身をの評価を下げる必要」はありません。もちろん会社の業績が悪いと、融資審査を通しにくいのは事実です。
ただ、経営状況に合ったサービスや「審査基準がマッチする」融資を利用すれば、融資の可決率は大幅に向上します。自分自身の適正な評価を知ることは、経営状況の改善につながる「最善の策」と言えるでしょう。
世の中、すべての審査が難しい訳ではありません。審査が優しい融資も世の中には存在しており『経営者が利用しない手』はありません。
例えば、ノンバンク(=銀行など預金業務を行わない金融業者)からの融資、担保を利用した融資、政府系の金融機関で申込をすれば(銀行と比べて)比較的カンタンに融資申請を通すことができます。
また(※ 返済をしっかりと計画立ててからの利用にして欲しいのですが)赤字の経営状況にあっても、融資を行う『法人専門のビジネスローン』業者が存在します。
このほか、自治体が行う補助金制度や助成金の申請になると(給付金であり、融資制度では無いため)返済の必要がありません。
上記のような場では、経営状況がよくない場合でも、事業に「将来性」があれば融資を行ってくれます。
このように、ひとこと「資金調達」と言っても多様な方法があり、私たちが便利に活用できる融資もたくさんあります。まずは各融資制度を知って、ご自身に合う融資制度を利用してみてはいかがでしょうか。
たくさんの資金調達方法の中から『自社に合う融資方法』が見つかったら、次は各融資の「審査特徴」を詳しく見てみましょう。
その上で融資が可決されるように対策を練れば、審査への備えは万全と言えます。
また「審査で提出する書類」は、きちんと作り込む必要があります。
例えば、銀行融資をお考えであれば、融資が通せるよう『会社格付け』を上げる必要があります。それには、これから述べる項目をチェックし、実行してみてください。
融資を成功させるための「チェック項目」5つ!
どうでしたでしょうか。
銀行融資のチェックリストだけでも、これだけたくさんの項目が挙げられます。上記のチェック項目について、1つずつ確認しておけば、融資審査が通る確率は大幅にアップするでしょう。
もちろん、ご自身で資金問題を解決するのが難しければ、資金調達の専門家にアドバイスを求めるのも良い方法と言えます。
こうした専門家を通せば、銀行だけではなく、信用保証協会を通した融資や日本政策金融公庫からの融資について、丁寧に「審査のコツ」などアドバイスが受けられます。プロを味方に付ければ「資金繰り改善に役立つ」秘密の情報が引き出せるかもしれません。
「審査」を通したい場合は、専門的なウェブサイトやブログ、または無料サービスなどをうまく活用しましょう。
もちろんネット上の情報は(書籍とは違い)誤って掲載されている可能性があります。しかし(ネットでは)ほとんどが無料提供されており、中には有益な情報が掲載されています。ネットの情報収集だけでも、今後の資金調達で必ず役に立つことでしょう。
また、ご自身での資金問題解決が「どうしても難しい…」と感じられる場合は、専門家に頼ってみても良いでしょう。別途「アドバイス料:などが掛かりますが、必ず「資金調達で良い情報」を提供してくれるはずです。
審査に何ヶ月も待たされてしまえば、その間「資金繰り」がうまくいかず、経営状況が悪化する危険があります。こうした場合は極力「審査が早い」サービスを利用することです。
例えば、審査が速いとされるノンバンクから融資を受けたり、ファクタリングサービスを使うなどすれば、時間のロスが少なく、上手に資金繰りが改善できます。
また、問題が早期に改善できれば、今後の会社経営にも良い影響が出ることは間違いありません。
融資を『確実に通したい!』と思われる方は、どのような種類の融資があるか、きちんと把握することが重要です。この項では代表的な5種類に絞り込み、融資の方法について解説します。
代表的な資金調達の方法
① 銀行融資(プロパー融資) |
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② 保証付融資 |
③ 日本政策金融公庫からの融資 |
④ ノンバンクからの融資 |
⑤ ファクタリングでの資金調達 |
①~⑤について、順に見ていくことにしましょう。
銀行融資の方法は、2種類あります。信用保証協会の「保証付融資」と呼ばれるものと「プロパー融資」と呼ばれるものです。
二つの違いですが「保証付融資」の場合は、信用保証協会に保証人として立ってもらい、融資を受ける方法です。一方の「プロパー融資」は、信用保証協会を通さず直接、申込人が融資を受ける方法です。
みなさんも既にご存知だと思いますが「プロパー融資」の貸し付け条件は、非常にハードルが高いです。ここでは、創業が年数や実績が必要となります。もちろん経営状況もしかりです。このため(一般的には)保証付融資の使われる割合が高くなっています。
保証付融資とは、信用保証協会に保証人になってもらい融資を受ける方法です。
信用保証制度とは?
「信用保証協会」が、中小企業が金融機関から融資を受けるさいに融資金の債務を保証し、もしも倒産などで債務の返済ができなくなった場合には融資金の返済を肩代わりする制度。
中小企業をとりまく資金調達環境の厳しさを解決するため、国が施策の一つとして行なっている。信用保証協会は、経済産業省の公認でなければならないし、同省の所轄の「中小企業総合事業団」に再保険をかけているため、最終的には国の予算から保証が行なわれていることになる。
保証料の支払いは必要となりますが、「保証人」を立てることで「審査の通過率」が格段に高まります。このため事業主の多くは、この保証付融資を使用しています。
政府が100%出資し運営されている金融機関がこの「日本政策金融公庫」です。銀行よりも審査基準が低くなっているので、利用する経営者は多いです。
また、利用者の中でも100万?200万円といった小口融資使用の割合が高くなっています。これは「小口創業融資」という制度を利用する「起業家一年生」が多いためです。
ノンバンクでよく知られているのは「消費者金融」でしょう。昔と違い、貸金業法改正後は大手銀行のグループ企業に入る業者も増え(ローンへの)イメージも回復傾向にあります。さらに、ビジネスローンを専門に扱う業者もあるので、よく比較することが重要です。
例えば、ノンバンクは即日融資に強いので、貸付条件等合えば「資金繰りの早期改善」に役立ちます。
ファクタリングは「融資ではない」資金調達法です。ここでは「売掛け金債権」を買い取ることで現金化し、経営者に資金が提供されます。
ファクタリング最大のメリットとして挙げられるのが「取引先の経営状況」が審査対象となる点です。このため、ご自身の会社の経営がうまくいってない場合でも(原則)審査を通すことができるのです。
審査申請を行う際、必ず気をつけなければならない『注意点』をお伝えいたします。これは(融資を受ける上で)当前のことですが、
この二点につきます。
まず絶対に「虚偽申請」はしないでください。会社の経営状況で「嘘の申告」をしたり、赤字虚偽、または脱税など絶対にNGです。
もちろん、虚偽申請がバレてしまうと、どこからも融資が受けられなくなり、結果「倒産に追い込まれる」可能性があります。
そして、資金希望額はご自身(または自社)に見合うだけの金額を希望しましょう。必要以上の希望額だと不審がられてしまい「不正に使われるのでは」と、あらぬ疑惑を持たれる可能性大です。
また「信用情報」の照会を行えば、すぐに実際の経営状況がわかります。このため、いつでも正直に状況を申請し「必要な分だけ」資金を希望することが、融資を成功させる上で欠かせないことです。
審査がなかなか可決せず、資金繰りが難しくなっている方は、事業資金の専門家やアドバイザー、コンサルタントなどに相談し、必要な意見やアイデアを貰いましょう。
いかがでしたか?
融資には沢山の種類があり、審査方法も様々です。まずは、自社に合う融資方法をさがし、比較的「カンタンに可決される方法」を選びましょう。
融資のハードルが下がれば、プレッシャーを感じることなく資金繰りが改善できます。まずは必要な情報を手に入れ、確実な方法で資金を調達しましょう。
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