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本記事では「日本政策金融公庫の融資」について詳しく説明します。政策金融公庫に人気があるのは「貸付の条件が良い点」と「返済の負担額が少ない点」の二つが挙げられます。
事業資金を調達されたい方は、本記事を参考に(日本政策金融公庫から)1,000万円の融資を受ける3つの秘訣と、必ず気をつけたい2つの注意点をマスターしておいてください。
※なお、日本政策金融公庫の融資では間に合わない方や、今スグ1,000万円を調達したい方は、こちらのフォームから「10秒カンタン無料診断」を試してみて下さい。フォームから申込をすれば、最短1日で必要な資金が調達できます。
まずは「日本政策金融公庫」について説明します。政策金融公庫は「国が100%出資」を行っている金融機関で、個人事業主や経営者へ支援してくれる、便利で頼もしい存在です。
小規模の会社経営者や個人事業主、またはこれから起業をされる方、中小企業の経営者の方が対象で、事業内容も水産業、食品可加工業、物販など幅広い事業が対象となります。
このため、私たちのほとんどが「日本政策金融公庫を利用できる対象者」となっています。
また、政策金融公庫では「教育分野の融資」も扱っており、大学や高校進学時に(政策金融公庫の融資を)が役立てられます。このほかに、若手起業家や女性起業家、シニア起業家など「はじめて起業」する方にも貸付業務を行っています。
※数ある融資の中でも、小口融資(100万円や200万円)は、若手起業家の中で人気の制度です。
また、廃業に追い込まれた方の救済措置として「再チャレンジ支援融資」と呼ばれる融資を行っています。ここでの(支援制度を利用することで)事業を立て直したり、経営が上向きになった経営者も数多くいらっしゃるので参考にしてみてください。
日本政策金融公庫の基本理念は「政策金融の的確な実施」です。また、国が100%出資する金融機関ですが(以下資料の通り)顧客サービスの向上に努めている…という特徴があります。
お客さまの立場に立って親身に応対し、身近で頼りになる存在を目指す。
商品力を高めるとともに、コンサルティング機能・能力の充実を図ることでサービスの質を向上し、資金と情報を活用し、政策金融を必要とするさまざまなお客さまのニーズに迅速かつ的確に対応する。
このように、日本政策金融公庫は「銀行融資が受けられない方々」に対して積極的な融資を行い、社会貢献にも努めています。
近年では、起業の資金調達として「エンジェル投資」などの方法も注目されていますが、まだまだ一般的ではありません。その点、日本政策金融公庫からであれば、全国各地に支店があるので、それぞれの営業所で相談をしながら、必要な融資が受けられます。
また、融資を受け取った後も日本政策金融公庫の「据え置き」の期間が設けられているので、一定期間は返済の不安もなく、事業経営に注力できるでしょう。
次に、日本政策金融公庫を利用するメリットについて紹介します。
審査が通過しやすい、審査の条件はやさしい |
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貸し付けの利率が低い |
返済に据え置き期間は、事業に注力できる |
それぞれの項目を詳しく見ていきましょう。
銀行で融資が通らなかった場合でも、日本政策金融公庫なら安心です。なぜなら、政策金融公庫では銀行とは違った審査基準が設けられており、個人事業者や中小企業の方だけでなく、会社設立前の「起業家一年生」の方でも、審査が通過しやすいからです。
日本政策金融公庫のポリシーは「営利目的」が第一ではなく、地域社会や国の利益の為、また社会貢献として融資を行うのが目的です。
ただ、銀行融資になれている方からすると「どうやって審査に臨めばいいのか」審査傾向が掴みにくいかもしれません…。
日本政策金融公庫で融資を受けたいものの、もっと深く「審査について理解」されたい方は、政策金融公庫を得意とする専門家に相談してみるのも良いでしょう。
資金調達専門のコンサルタントやアドバイザーの意見に耳を傾ければ、今後の資金繰り改善において、役立つ助言がもらえるはずです。
日本政策金融公庫は(記事の前半で説明した通り)、100%国が出資する金融機関です。このため利益追求型ではなく、国民の利益や社会貢献、経済発展への手助けを行う事を主な目的としています。
また、銀行とは違い「貸し付けの利率」が低く設定されているなど「経営者にとって良い貸し付け条件」を実施しているのが特徴です。
日本政策金融公庫の融資制度には、返済時の据え置き期間(一定期間支払いの必要がない)が設けられています。
「据え置き」があることで、一定の期間は事業に注力できます。また、据え置き期間をうまく活用することで、短期間で一気に「事業の強化策」が進められます。
どのように据え置き期間を利用するかは、日本政策金融公庫が提供しているサイトで、シミュレーションが行えます。まずは、据え置き期間や利率を元に、今後の資金計画を立ててみましょう。
※ なお「政策金融公庫の融資は条件に合わない…」とお悩みの方や、今すぐ1,000万円を調達したい方は、こちらのフォームから「10秒カンタン無料診断」を試してみて下さい。フォームから申込をすれば、最短1日で必要な資金が調達できます。
ここからは、今回のメインテーマ「日本政策金融公庫を「完全攻略」する3つの秘訣」について説明していきます。本章の方法を理解し、日本政策金融公庫から確実に融資を勝ち取ってください。
① 自社にとって無理・ムダのない融資金額を希望する |
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② 審査の担当者と良い関係性を築く |
③ 初めは、小口融資(300万円)からスタートしてみる |
まず重要なのは、ご自身の会社の経営状況をしっかりと把握し、自社に合う「融資金額を希望」することです。融資の金額設定が終われば、保証人を含めた上で申し込みを進めていきましょう。
保証人により、審査が通る限度額が変わってきます。最近では、保証人を立てなくても融資が受けられるケースもありますが、審査を100%可決させるには保証人を立てて申請する必要があります。
● 保証人は、返済能力のある人に頼む
ここで気をつけたいのが「誰を保証人として立てるか」です。先ほど述べたように、保証人によって融資限度額が変わってしまいます。このため、しっかりと「返済能力のある人」に保証人をお願いするのがベストです。
補足:申請書類の準備をしよう!
日本政策金融公庫からの審査を受ける前に、以下の必要書類を準備します。
申込には、これらの書類が必要となります。また決済から半年以上経っている方は、合わせて「試算表」が必要になるので注意しましょう。
さて、書類の作成方法ですが「可決率を高めるには」知っておきたい知識や、可決のコツがあります。書類作成については、見本が「日本政策金融公庫」の公式サイトに掲載されています。
書類作成が手間取っている方は、専門のアドバイザーに助言を求めるのも良いでしょう。資金調達について専門的アドバイスを受けるには、銀行担当者や公認会計士、中小企業診断士、コンサルタント、各地にある商工会議所、起業支援を行っている機関等で説明が受けられます。
また、ネット上においても多くの情報があります。例えば、資金調達の専門家やコンサルタントが書いたブログなど、金融・事業資金において「役に立つ無料情報」がたくさんあるので検索し活用してみましょう。
このほか「審査内容」が急に変更される可能性があるので、いつでも、こまめに情報収集を行ってください。また、最新の情報を拾い上げておけば(今後融資を受ける際)役に立ちます。
審査を通すには、担当する方と良い関係性を築きましょう。友好な関係であればあるほど「融資準備の際、協力的」になってくれることでしょう。
また初回の面談時には「なぜ融資を受けなければならないのか」という動機や「なぜ資金調達を希望しているのか」という理由を明確に伝えましょう。
担当者の理解が得られなかった場合、融資まで道のりが険しくなります。このた、め、融資に向けて初めにすることは「審査担当者と良い関係を築く」ということです。
まずは小口融資で300万円程度から、申込を始めてみましょう。初回は、どの金融業者も「大口融資」をしてくれません。
金融機関の側から見ると(取引が)初めての相手は、貸付金未回収のリスクがあり、貸し倒れが起こらないよう、慎重に審査をしているのです。
このため、初めての方はできるだけ小口で融資申請を行い、確実に資金を受け取れるよう手続きを進めていきましょう。小口の融資審査が通った後、2回目、3回目となれば、相手からの信頼性も高まり、大口融資でも即、受け付けてもらえるはずです。
以下は、日本政策金融公庫は、による女性の小口創業支援(新創業融資制度の拡充)制度をまとめたものです。
【女性の社会進出と、新創業融資制度】
創業2期未満の方が無担保・無保証人でご利用いただける融資制度(新創業融資制度)について、女性の小口創業を支援するため、300万円以内に限って、経験や雇用等の要件を撤廃する特例を設けます。
出典:日本政策金融公庫より抜粋
起業が初めての方は、ぜひ小口創業制度から利用してみてください。
日本政策金融公庫で審査を通過させる際に、注意しておくべき2つの点があります。
① 資金調達後「資金の使い方」は慎重に |
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② 融資までに、必要な時間を計る |
日本政策金融公庫は、融資した後「お金の動き」を注意深く見ています。このため、申告した使途に沿わない事業者やただ単に「お金を借りたい」と考えている事業者には、今後の融資を打ち切ってしまいます。
また、不透明な申請がある場合も同様です。審査を確実に無駄なく通過させたいのなら「なぜ資金が必要か」目的を明確にし「資金を何に使うのか」使途を述べた上で融資を申請する必要があります。
日本政策金融公庫の融資は、早くて3週間~1カ月ですが、遅ければ1~2ヶ月程の審査時間がかかります。カードローンなどのように、審査が即日や数日で終わることは無いので、計画性持って早めに準備を始めましょう。
また、申し込みフォームを埋めるだけでも、平均1週間程度の「事務作業」時間が必要です。このため「融資申請から資金調達」まで、一連の作業をスムーズ、かつ効率的に進められる経営者が求められています。
日本政策金融公庫だけに頼るのも良いのですが、他の金融機関が扱う融資も併用できるので活用してみてください。
例えば、地方自治体の「補助金制度」や「助成金制度」を合わせて利用することで、潤沢な運転資金や開発にかかる資金融資が受けられます。
また、ビジネスローン専門の業者は、私たちの要望に応えてくれる様々なサービスを用意しています。起業後の方は活用してみましょう。
このほか、補助金や助成金は(原則)返済しなくても良い資金なので安心です。そしてノンバンク融資やファクタリングを利用した資金調達法もあり、余りの多さに目移りしてしまいます。
資金調達をした後、資金繰りを改善していくことで、銀行への信頼性も一段と高まっていきます。そして銀行では、大口融資や保証付き融資など「私たちに有利な融資」を受け付けています。
「つなぎ資金」が無くてお困りの方も、審査が速い制度を利用し、事業拡大や売り上げ拡大を目指しましょう。
確実な入金予定があるとき,それまでの当座の資金繰りのために必要とされる資金のこと。またこうした資金需要にこたえる融資をつなぎ融資といっている。つなぎ資金は,入金予定の理由から,増資つなぎ,起債つなぎ,納入代金つなぎなどと分類される。
経営者の間で人気が高い日本政策金融公庫の融資ですが、オススメできる資金調達の方法はこのほかにもあります。
例えば、資金繰りの改善を行い、急速に「事業の展開を好転させる」方法として、ビジネスローンの利用や、ファクタリングサービスの併用が望ましいでしょう。
ビジネスローンといっても、銀行や消費者金融の融資商品ではなく、ビジネスローン専門業者から融資を受ける方法を指します。
通常の金融機関とは違い(ビジネスローン専門業者の場合は)、赤字決算でも融資を前向きに検討してくれるほか、税金の滞納があった場合でも「できるだけ、希望に沿った資金が調達できるよう」審査を実施してくれます。
またファクタリングサービスについては、売掛金が即現金化できます。
このほか(通常の融資とは違い)取引先の業績によって審査を行い、万が一相手の企業が倒産などのピンチに遭った場合でも、既に業者が買取をしているので、返済の義務が問われません。
資金調達の専門家に聞くと「ファクタリングやビジネスローン、日本政策金融公庫の融資を上手く組み合わせるのは、効率良く資金が調達できるのでおすすめ」とのことです。
事業資金の問題を抱えている方は、ぜひ「いくつかの融資方法を併用」されると良いでしょう。
今回の記事では、日本政策金融公庫を利用し「確実に」融資を受ける方法を説明しました。この機会に、3つの秘訣をおさえて「日本政策金融公庫を完全攻略」してみてください。
※今回紹介した、日本政策金融公庫の融資では「審査が間に合わない」という方や、今スグ1,000万円を調達したい方は、こちらのフォームから「10秒カンタン無料診断」を試してみて下さい。フォームから申込をすれば、最短1日で必要な資金が調達できます。
※借金返済や生活の為の融資は日本政策金融公庫ではできません。
借金でお悩みの方は、まずは融資の前に過払い金がないか、あるいは、借金を減額できないかを調べる事からスタートしましょう。
借金問題専門の弁護士による無料相談や、匿名での借金減額シュミレーションが可能です。
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